二番目でいいなんて、本当は嘘。
祖父は、宣告されていた余命のとおり、半年でこの世を去った。

最期は穏やかな顔をしていたけれど、私の心には、そのときぽっかりとした空洞ができてしまった。
< 11 / 250 >

この作品をシェア

pagetop