暴走族の総長と病気の私
天「如月菜々、今日ちょっと付き合ってもらうぞ。」

菜「無理って言ったのを聞いてなかったんですか?」

天「用事なら仕方ないが…」

菜「用事です。さようなら。」
お墓いかなきゃ…















墓石の前でもう何回手をあわせてきただろう…

8年か…

菜「お父さん、あれから8年経ったよ。私ね今でもお父さんを死ぬ目にあわせた人を許せないの。暴走族ってなる存在も。本人は殺したわけじゃないことは分かってるんだけど、拒んでしまうの。分かってるけど、でもそうしていないと自分が保てない…ねぇ、お父さんはもう恨んでない?もう許したの?」


私は許せないの……




菜「じゃあね、お父さん。また来るね。」

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