2570 ー男子高校生とOLー
ここで私はようやく


答えを捻り出した



「そうか、五月くんくらいにもなると、女子高生の水着なんか見飽きてしまうんだわ」


「そんな機会はないです」


「またちょっと違った刺激が欲しかったのね」


「いやだから.....」



五月は誤解を解こうとして諦めると、私が被っている上着に手を伸ばした




「好きな人の水着って見たいじゃないですか」



うそ......


はらりとフードをはずされると、肩まである茶色い髪が風でそっと揺れる


そのまま胸元の上まで上がったチャックに手が伸びたので、私は思わずパシっと五月の手の甲を払った



「だから見せたくないんだってこんな身体!」


「え」


「その好きっていうのも信じられないけどね?たとえ本当に好きだとして、多分幻想だよ?現実目の当たりにしたら、JKと違うわー並んだら一目瞭然だわーって思うから!」




我ながら非常に混乱しているのに、五月のなんと冷静なことか


「思いません」


「思う」


「じゃあ試そ、見せて?」


「そんなん乗らないから」
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