きみと、もう一度。
「…うん。毎日ってほどではないけど。落ち着くんだここに来ると。それに…」


ずっとまっすぐ前を向いていたリョウさんの目がゆっくりと私の方に向く。


キリッとした目に吸い込まれるように、その瞳に思わず見惚れてしまった。


「ゆなさんに、また会えるかなって思って」


「…!!」


私も会いたかった。
好きとはまた違う感情だけど、また会って話したかった。

でもそれを私は隠した。
なのに、リョウさんは真っ直ぐそれを伝えてきた。

心の奥をぎゅっと掴まれたような、そんな感覚に陥った。



「わ、私に…?」


「うん。また話したいと思ったから。今日は何だか元気そうでよかったよ」


切れ長の目を細め、優しく笑う。


「多分、リョウさんとお話しして、気持ちが少しだけ和らいだんだと思います。ありがとうございます」


「いやいや、俺は何もしてないよ。でもよかった」


同い年のはずなのに、相変わらずの落ち着きっぷりだ。
私が子供なだけなのか。


まるで懐かしいものでもみるかのような、優しい瞳だ。

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