きみと、もう一度。
「リョウさんって、第一印象怖いってよく言われません?」


言った後すぐしまったと思った。
これはいくらなんでも失礼すぎる!


「…いや?別に?」


けろっとした顔で返ってきた返事に拍子抜けしながらも、半ば安心した。

傷つけていなくてよかった。



「見た目クール系な印象なんで。喋ってみたらすごくふんわりしてるから、ギャップ凄いです」


「あ、そっか」


「え??」


「あ、ううん。俺の見た目がいかついってことね」


「変な意味で言ってるんじゃないですよ?クール系イコールかっこいいって意味でもあるんですから」


私はこれまでの人生で、そういう系統の男性と関わることがあまりなかったから、こうして自然体でお話できている自分に驚いている。



「あ、やば!そろそろ行かないと」


ふと目に入った園内の時計の時刻を見て慌ててベンチから立ち上がる。


「あ、待って。今晩さ」


「え?」


ぎゅっと掴まれた手首。
突然の行動に心臓が跳ねた。


「今晩、その…ゆなさんの用事が終わった後、少しだけ会えないかな?」


「え…」


突然のお誘いだった。

私の首は自然と縦に動いていた。


「…はい」


その言葉にリョウさんの顔が緩んだ。
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