Deal×Love After
私は心を決めて、勢いよく十センチ先の海さんの唇に自分の唇を近付けていった。

直ぐに生温い柔らかい感触に辿り着いた。
緊張MAXの私には物凄く長い時に感じた。


出来た!私にもキス!


見事に遣り遂げた自分に大満足して唇を離した。


が、



「そんなのキスじゃないから」


え?と驚く前に傾けられた顔が近付いて。

強引に唇を押し付けられると、強引に舌が割り入ってくる。


「んっ!」

激しい動悸に襲われて、心臓が大きく跳び跳ねる。


だが、そんな私にお構いなしに角度を変えて何度も私の舌に絡まってくる海さんの舌。


もう!
ダメ出しするなら最初から海さんがして下さい!
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