Deal×Love After
漆黒の瞳に映っている真っ赤な顔の私が見えるから。

その距離、十センチ程。


ち、近いっ!


焦った私は両手を海さんの胸に当てながら海さんから離れようとした。

が、腰に回されている腕がそれを阻む。


「離れるな。椿からキスが欲しい」

海さんから飛び出したのは、まさかの要求。


「む「キスしてくれないと俺、ずっと不機嫌なままだけど?」

無理ですと言う前に堂々と宣言された。


それは嫌です。

でも私からキスなんてもっと無理。

でもでも更に不機嫌になる海さんはもっともっと無理……


短時間でしてしまえばドキドキする時間も少ない……


うぅ……どうにでもなれっ!
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