Deal×Love After
「海!落ち着つけ!」

そんな俺を後ろから羽交い絞めにして、父さんが止めてくれた。

少し冷静になり、自分のしたことに「すいませんでした」と医者に謝ったが、医者は慣れているのか気にも留めない様子で次の患者の所へと向かって行った。



それから椿は個室に移った。
酸素マスクと取り付けられていた機械が少し減った。



「椿ちゃんはどう?」

次の日、母さんがやって来た。
父さんは仕事で来れないらしい。

「まだ起きないよ」

「そう……」

今日も同じ会話をする俺達。
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