Deal×Love After
「椿、よくそれで俺をベッドに誘えたね」

「あの時は海さんが離れていくかもって必死だったからです!きゃっ!」


突然腰を引き寄せられた。

身体は隙間なんてない。

ピッタリ密着。


「じゃあ、今も必死になってよ」


そう言って私に近付いてくる形の良い唇。

誘うような妖艶な顔と、吸い込まれそうな漆黒の瞳。

思考回路はショート寸前……


「必死に頑張りますから、ベランダは御勘弁下さいっ!それに早く洗濯物を干さないとシワシワになっちゃいます!」


私が叫ぶと海さんは楽しそうに声を出して笑ってから、「そうだな。まず干そっか」と言ってくれた。

下着はもう見られてしまったし、海さんが返してくれないので観念して諦めた。

そしてなんとか洗濯物を干し終えて、とりあえず自分を落ち着かせよう。そう思ってソファーに座ったら、
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