SOG&MJK☆〈完〉
「えーもっと聞きたいんだけど」
「いーやだ。絶対だめ!」
「ちぇ、つまんないのー」
來名はふて腐れた顔をすると机に突っ伏した。
ったく…
そう思いながらチラッと隼の方を見た。
「隼様♪ ここの問題分かりませぇん!」
「ここはこうして…後は自分で考えな」
「えぇ~。隼様のけちぃー」
甘ったるい声を出して女子たちはそう言う。
気持ち悪っ…耳がおかしくなるし。
第一あんなS男のどこがいいのよっ。
そんなに奴が…
あ、隼がいいなら同棲しろっつうの。
はあー。家に帰りたくないなあ。
家に帰れば…きっと隼がいる。
だって、合鍵まで作っちゃったし…
ん?
てかさ…?