SOG&MJK☆〈完〉


「そうだ。 …これ。」


真咲は思い出したかのように言うと


一枚の紙を差し出してきた。


「…何?これ」


「廃園…になるんだってさ」


…廃園?


あたしは不思議に思いながら

髪を開くと、


「…あ」


あたし達が通ってた幼稚園。


懐かしい…。



…って! 廃園!?


「どどど、どういうこと!?」


「どういうって…そのまんま」


えええ!?


ななな、何で!?


「それで、」


割り込むように入ってきた隼。





「タイムカプセル。

 
  掘り出すんだってさ」
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