SOG&MJK☆〈完〉
なーんて言えるわけじゃないから、
あたしは首を大きく縦に振った。
來名は、呆れた顔をしながら、
「同じクラスの常葉くん…」
と、小さい声で呟いた。
常葉くん? ときわ…?
顔が思いつかない。
「そんな人いたっけ?」
「…はあ!?眸は…
クラスの人も分かんないわけ?」
更に呆れた顔をした來名。
いやだってさ!
常葉…?くんなんていたっけ??
うーん…
「…分かんない」
結局諦めちゃったあたし。
「まったく…まあ、明日
学校で見てみ?」
「うん、そうする」
その後も他愛ない話をしたあたし達は
その後カフェを後にした。