SOG&MJK☆〈完〉


「ただいまー」

無意識にそんな言葉が出る。


でも、返答がない。

あれ? 帰ってきてないのかな?


そーっとリビングのドアをあける。


そこにいたのは…




「遅い。」

明らかに不機嫌な隼。


遅いって…だって、

「しょうがないじゃん!來名といたんだから」


「原本といて遅くまで遊んでていいって
 規則はどこにある?
 腹が減ってる俺の気持ちも考えろよ」


…はあああああああ!?!?

 何その言い方っ!!


偉そうな口叩かないでよっ!



    なーんて言えるわけなく…


「じゃ、じゃあ勝手に作って
 食べてれば良かったじゃん!」


「人の家の物を勝手に使えと?」


「何よっ!今まで
 そんなこと言って無かったじゃない!」


「いくら俺でも眸の家のものはなあ…」


「あー!もう分かったわよ!
 すみませんでしたっ」




…結局はこれで終わる。
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