蒼い月と紅の灯火

なんで、わざわざ……?




毎回、蒼兎がいない時間を狙ったように朔夜は現れる。
正直怖いけれど、分かってての行動なのだろうか。




(気を付けないと……)




疑問が増えていく。
ニコニコとしているし、余計怖い。




「ほら、遊ぼー!」




可愛らしい子供のようだ……、でかいけど。




「遊ぶって、何をして……」




「何がいい?」




目を細めて口角があがる。
その表情に背筋がぞくりとする。
< 122 / 156 >

この作品をシェア

pagetop