蒼い月と紅の灯火

「はぁ、もう嫌い」




「そんな! 酷い!」




「で、何するんですか」




「あからさまに冷たい」




嫌だ。まだ蒼兎と遊べていないのに。
なのに、なのに……!




(どうして私は押しに弱いの!)




一人寂しく不貞腐れる。
本当に寂しい。
朔夜なんかと居ても嬉しくない。




「つまんないの」




「きゃっ!?」
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