蒼い月と紅の灯火

「はぁ、もう、怖い!」




それでも、歩きたい。
そんな気分。




「何でこんなとこ蒼兎は住めるんだろう」




もし私が一人暮らしをするなら無理だ。
怖いし、寂しいし。




「朔夜の馬鹿ー!」




向こうの山まで届くんじゃないかってぐらい叫ぶ。




ガサッ。




(誰!?)




思わず物陰に隠れる。
< 133 / 156 >

この作品をシェア

pagetop