ちゃんと、食事しる! ☆ Kingの生きる道☆

私が買うならば、姉の身分証明が必要…だが、姉は車の免許もなければ、コレと言って、証明的なモノは持ち合わせていなかった。


あるとすれば、ベタに保険証位だ。


だけど、持つ方向に気持ちが傾いてくれたのは、ありがたい。


店まで出向きたくはないけれど、買って来てくれるなら、使うわよ。


的なスタンスだ。


姉は、いつもこんな感じだ。



その話を聞いていた母が言った。


『何?携帯また買うの?』

「何で?」


『父さんが今使ってるヤツ…あれ、父さんが動けなくなって携帯とか触れない様になったら、それ貰えばいいのに。』



キョトン。



姉と二人で キョトン。



おかーちゃん、おかーちゃんが怖いからとか、そんなの関係なく、


一回、MRI撮ろうよ?


ねーちゃんと、私の為に。


今、おかーちゃんに倒れられたら、困るんだ。。って言ったら、撮りに行ってくれるかなぁ?


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