ちゃんと、食事しる! ☆ Kingの生きる道☆
『ほいじゃ、また来るね〜。』
父は、軽くうなづいて、私達は病室を出た。
母は【よ市】に行くと言う。
市外からも農家の方達がやって来て【市】を出すのが毎週土曜日。
歩いたら…きっと30分は、かかるだろう。
時間まで病院のロビーで休んでから行くと言う。水分補給してから行ってねと釘を刺し
駐車場へ向かいながら話す姉の口調は、少しうわずっていた。
『私も、おっとうも、メンタル弱いから…』
はい、聞いときます。
んで、車。
全く記憶無し。
探す。
果てしなく探す。
ねーちゃんにくっつかないと、はぐれる確率100%…
『ちょっとー!おんなじトコ探してどーすんの?アンタは向こう側から見るとか、出来ないの?』
何て言うから、ねーちゃんは見つけた車の前で、私の名を五回位
『あったよー』
『ここだよー』と
上下左右に向かって叫ばなければならなかったのは、ホントです。