さようなら、初めまして。
…ふぅ。
何が書かれているのか。鞄から封筒を出した。
…。
フォークとスプーン。洋食亭。可愛らしくデザインされた封筒は、そのまま、また封をしてしまいたくなった。
…。
『逢生、言い訳を口にしたら、きりがないと思う。
何故、連絡先を交換してなかったんだろうって、不思議に思う。逢生に教えていたら、きっと行き違ったりしなかったよな。なんとかして、来なかった俺の行方を追ってくれていただろうと思う。自惚れかな。
でも、記憶がなくなっていても、あの頃の俺達なら、きっと、間違いなく会えてたと思う』
…悠人。……はぁぁ。
『ごめん、ごめんて言う言葉では、謝りきれないと思う。
記憶が戻ってから説明しても、もう戻る事は無理だっただろ?
俺は杏梨と結婚しようと思ってる。どこの誰かも解らない、記憶のなかった俺の面倒をみてくれた。そうする事が、いいと思うから。
長い間、悩ませてごめん。早く会って謝るべきだった』
もう終わりだってこと、念押しされた…。
結婚、するんだ。これは、結婚するって、ジンさんが言ってた、情、というものなの?
確かにアンリさんの悠人に対する思いは強いと思うから。それに悠人が応えた。そういう結婚て、生活は穏やかに…壊れる事はないだろう。……迷ってちゃいけないよね。終わらせるんだから。
【おめでとう】
…送信。これでいいんだ。読んだって解るよね。
【私のメモは捨ててください】
もう捨ててるだろうけど。アンリさんの目に触れてはいけないモノだ。
何が書かれているのか。鞄から封筒を出した。
…。
フォークとスプーン。洋食亭。可愛らしくデザインされた封筒は、そのまま、また封をしてしまいたくなった。
…。
『逢生、言い訳を口にしたら、きりがないと思う。
何故、連絡先を交換してなかったんだろうって、不思議に思う。逢生に教えていたら、きっと行き違ったりしなかったよな。なんとかして、来なかった俺の行方を追ってくれていただろうと思う。自惚れかな。
でも、記憶がなくなっていても、あの頃の俺達なら、きっと、間違いなく会えてたと思う』
…悠人。……はぁぁ。
『ごめん、ごめんて言う言葉では、謝りきれないと思う。
記憶が戻ってから説明しても、もう戻る事は無理だっただろ?
俺は杏梨と結婚しようと思ってる。どこの誰かも解らない、記憶のなかった俺の面倒をみてくれた。そうする事が、いいと思うから。
長い間、悩ませてごめん。早く会って謝るべきだった』
もう終わりだってこと、念押しされた…。
結婚、するんだ。これは、結婚するって、ジンさんが言ってた、情、というものなの?
確かにアンリさんの悠人に対する思いは強いと思うから。それに悠人が応えた。そういう結婚て、生活は穏やかに…壊れる事はないだろう。……迷ってちゃいけないよね。終わらせるんだから。
【おめでとう】
…送信。これでいいんだ。読んだって解るよね。
【私のメモは捨ててください】
もう捨ててるだろうけど。アンリさんの目に触れてはいけないモノだ。