好きって言わなきゃヤダ。【完】
やっ…やだ…!




誰かっ…お願い、誰か…助けて…!




瞳に涙を溜め、ギュッと目を瞑った。




その時、「カシャッ」とこの場にあるはずのない機械音が聞こえた。




カシャ…?


今のはなに…?




先輩も驚いたのか、アタシから手を離していた。




そして音の先へと目をやり、大きく見開いた。




えっ…!?


なんで、どうして…ここに…。




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