好きって言わなきゃヤダ。【完】
ボケっとするアタシを前に、瑠衣君は笑うのをやめる。




そして…




「勘違いしないでね。深い意味なんてないから。」




余裕を浮かべる声色と


冷たくも温かくもある表情。




そんな不思議な瑠衣君に


何も言うことは出来なかった。




ただ心臓の音を聞くだけ。




自分の気持ちを知るだけ。




それだけで、精一杯だった。







…アタシ。瑠衣君のことが、好きだ…。




< 206 / 405 >

この作品をシェア

pagetop