好きって言わなきゃヤダ。【完】
嬉しいのを必死に隠し


ニヤケてしまいそうになるのを堪える。




「乙羽。照れてるの?」


「て、照れてないよ…。」




顔を覗きこんでくる那央から


赤くなってるのがバレないよう必死に逸らす。




「ははっ。意地っ張りなとこ、変わんないね。」


「きゃっ。な、那央…!」




那央は自然な手つきで


アタシの頭をポンポンと撫でる。




もうっ…。


絶対アタシのこと子供扱いしてる…!




あれから2年も経ったっていうのに。




アタシが易々と頭を撫でられていることに


周りにいたギャラリー達が驚きの声を漏らす。




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