好きって言わなきゃヤダ。【完】
いつの間にかギャラリーの数もとんでもなく増えており、


下校する生徒たちの妨げになろうとしていた。




「流石、乙羽だね。すごく注目されてる。」


「それは、那央が変なことするから!」




相変らず那央はマイペースっていうか…。


こういうとこ、ちょっと瑠衣君に似てるかも。




「じゃあ俺、そろそろ帰るね。今日は乙羽の顔を見に来ただけだからさ。」


「う、うん。分かった。」


「あ、そうだ。ケー番変わってない?今度、カフェで乙羽とゆっくり話したいな。」


「うん、変わってないよ。」




…アタシも久しぶりに那央と話したいし…。


那央もそう思ってくれてたの、ちょっと嬉しいかも。




「じゃあ、連絡するね…………乙羽、後ろに立ってる人達って知り合い?」




「え?後ろって………あっ…!」




那央に後ろを指さされ振り向くと、アタシは大きな声をあげる。




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