好きって言わなきゃヤダ。【完】
言葉の意味を理解し、


アタシは顔を真っ赤に染め上げる。




ムリムリムリ…!こんなの、ムリすぎる…!




瑠衣君の不敵な声がアタシの全身を熱くする。




もしかして、瑠衣君にバレちゃった…?


アタシの気持ち…バレてないよね…?




心臓の音が、これでもなく大きく鳴る。




アタシに、思い知らすように。




「早く俺を落としてみなよ。学校1の美少女さん。」




なっ…。




瑠衣君は満足気にアタシをバカにすると


そのまま公園を出て行ってしまった。




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