僅か30センチの恋
李人「ごめんね、スズ。
素直にごめん。」
涼美「ウザイよね。重いよね。
こんなだから皆に言われちゃうんだね。
学生の頃とは違うもんね。
職種も違うし帰る時間もバラバラだし
ワガママ言っちゃいけないね。
彼女だから、リトの応援
しなきゃいけないよね。」
強がるスズを見てられなくて
ベランダの隙間を乗り越えると
唇にキスをした。
李人「大歓迎。スズのそんな
可愛いワガママならいつでも聞く。
今日はそっち泊まっていい?」
涼美「...うん。」