僅か30センチの恋
李人「俺の事はいいから。
多田さんは誤解解いてよ。」
多田「ダメですよ。
2人共、幸せにならなきゃ。
私が見届けますから。
木山さんが幸せになる姿を。」
そう言って笑う多田さんの事を
やっぱり俺はいい人だなと思った。
だからこそ、素直に言えてしまう。
同じ苦しみ、辛さ、もどかしさ
同じ喜び、幸せ、嬉しさを
多田さんとは共有出来るから。
李人「多田さん。まだ飲む?」
多田「え?どうしてですか?」