きみと1番目の恋

翼「マスター、この辺で
夜までやってる
不動産屋って知らない?」

マスター「不動産屋ですか?
またどうして?」

翼「契約更新するの忘れてて
早く出て行けって
ずっと言われ続けてるから
明日には引っ越したくて...。」

マスター「うちの常連さんに
不動産屋さんがいたから
その人に聞いてみようか?」

翼「本当ですか?お願いします!」

マスターが電話をかけようとすると
奥の部屋から出てきた
郁人くんがその手を止めた。
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