きみと1番目の恋
翼「迷惑をかけたくないとかじゃなくて
さすがにまだ郁人くんと住むのは
早すぎるから。」
郁人「じゃあ、明日からどうすんの?
野宿でもするの?そんなに簡単に
部屋見つけられるの?」
郁人くんの言う通りだった。
仕事が忙しかったって言うのは
言い訳で...、今まで部屋探しを
しなかった私が悪い。
武彦は、部屋を解約しないと
高を括っていた私が悪い。
郁人「てか、そろそろさ。
話してもいいんじゃない?」
翼「え?」
郁人「会社で何かあったんでしょ?
てか、...もう知ってるけど。話してよ。」
嘘をついたって無駄なんだ。
彼は私の事を何でも知ってる。