きみと1番目の恋

ーカランコロン

BARの扉を開けると
いつものバーカウンターの中ではなく
カウンター席に彼は座っていた。

マスター「お、いらっしゃい。」

翼「こんばんは。」

振り向いた彼は
私に向かって微笑んだ。

郁人「翼さん。
こんな時間にどうしたの?」

翼「何か、飲みたい気分に
なっちゃって。」

郁人「そっか。座れば?」

翼「うん。」

郁人「何飲む?」

翼「じゃあ、同じものを。」

マスター「はいよ。」
< 46 / 387 >

この作品をシェア

pagetop