テレビの感想文
「なんていうか、清江さんが、これから病気で大変な思いをしたり、託也くんに迷惑をかけることは事実です。でも、お孫さんを心から愛し、これからもずっと一緒にいたいと思ってるのも事実じゃないですか。卓也くんが、立派に育ててもらったことに感謝して、これからおばあさんに恩返ししたいと思ってるのも事実です。
その事実のほうが、僕は好きだなぁ。その事実を、もっと大切にしてほしいし、それだけは、絶対に忘れてほしくはないなぁ。すみません忘れてほしくないとか言って。でも、本当にそう思うんです」
必死に言う託也、息が切れてる。その場に座りこむ清江。自分のコートを脱いで清江さんにかけるチカラ。「帰りましょう。託也くん、待ってますよ」
また、清江さんをおんぶしているチカラ。
ナレーション「また同じ話をする清江さんに、チカラは初めて聞くような顔をしてあいずちを打った。この男はそれがまったく苦ではないのだ」
清江を連れて帰ったチカラ。
清江が、託也がいい子に育ったことを喜んでいたと託也に言うと、託也は急に感情的に話し始めた。
震災で両親を亡くしたのに、おばあちゃんまで認知症に。
中越家の幸せそうな子供たちを見て、「めっちゃムカついた。自分がどんなに幸せか知らないで、なんの心配もなくぬくぬく生きやがって」
清江さんのことを、「できれば早く死んでくれないかなって。そしたら自由になって好きなように生きられるのにって」
チカラに、自分の気持ちを吐き出した託也。
そうとう自分の気持ちをおさえこんでいたのか、泣きだしてしまう。
その事実のほうが、僕は好きだなぁ。その事実を、もっと大切にしてほしいし、それだけは、絶対に忘れてほしくはないなぁ。すみません忘れてほしくないとか言って。でも、本当にそう思うんです」
必死に言う託也、息が切れてる。その場に座りこむ清江。自分のコートを脱いで清江さんにかけるチカラ。「帰りましょう。託也くん、待ってますよ」
また、清江さんをおんぶしているチカラ。
ナレーション「また同じ話をする清江さんに、チカラは初めて聞くような顔をしてあいずちを打った。この男はそれがまったく苦ではないのだ」
清江を連れて帰ったチカラ。
清江が、託也がいい子に育ったことを喜んでいたと託也に言うと、託也は急に感情的に話し始めた。
震災で両親を亡くしたのに、おばあちゃんまで認知症に。
中越家の幸せそうな子供たちを見て、「めっちゃムカついた。自分がどんなに幸せか知らないで、なんの心配もなくぬくぬく生きやがって」
清江さんのことを、「できれば早く死んでくれないかなって。そしたら自由になって好きなように生きられるのにって」
チカラに、自分の気持ちを吐き出した託也。
そうとう自分の気持ちをおさえこんでいたのか、泣きだしてしまう。