テレビの感想文
シリアスとなきもあるけど、見ているのも辛い、重苦しい状況ばかりではないし、たまに「えっ、こんなときにそんなこと言う?」ってタイミングで、誰かが変なことを言ってちょっと笑えるシーンになったり。

ちなみに今回、第5話では、笑うとシゲさんがつられて笑う、脳を錯覚させる、と「ははははは!」と笑いながら心臓マッサージをし続けるヨウコ。
そこに、病院に運ばれたシゲさんの息子が現れ、シゲさんの上にまたがり、笑いながら必死に心臓マッサージをするヨウコを見て、
「えっ…、えっ騎乗位?」
と、とんでもないことを言ったシーンに、度肝を抜かれました(笑)。

即、亨に「心臓マッサージです!」と言われてましたが。

いままで、いくつか医療ドラマを見てきて、人が死んでしまうシーンも見たことありますけど、こんなに「はっ?!」と思ってちょっと笑ったのは初めてです。

さっきまで泣きそうになっていたのに、涙ひっこんだよ。

でもそのあと、亡くなったばかりのシゲさんの顔に抱きかかえて泣いたヨウコ。これがヨウコにとって、日本での初めての死に直面したときだった……、と思ったら急に表協が変わって、聖まごころ病院に戻るから、と出ていくヨウコ。気持ちの切り替え、早っ。



ところで、話は変わりますが、宮藤さんは『笑う犬』シリーズに放送作家としてかかわっていたそうで。

えー! 見てましたよ。毎週見てました。それぐらい好きだった。そうか、だからときどき、コントみたいなシーンが出てくるのか。
聖まごころ病院の男性ドクターたちが集まると、男子ノリ全開で会話が始まるけど、あれってなんとなく『笑う犬』と共通点があるような。
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