テレビの感想文
お金をわたすところは映像になっていなかったけど、この番組、今回だけは「やらせだったら……」と思ってしまった。お金、実は貸してなかったという「演出」だったら良かった。

しかし、オンエア後の反響は大きく、番組に関するネットニュースの記事がいくつもできていた。

それを読んだ私は、あの借金は事実だと知る。お寺を逃げ出したあと、数日後にLINEをがあっただけで、一度も室田さんに連絡をしていないとのこと。

室田さんは、たずね人のポスターのように小堀さんの特徴を書き、Xで小堀さんの情報を求めていた。

番組を見た人も、見なかった人にも伝わったに違いない、小堀さんへの怒り。

いやー、この番組を見て、今回はすごくあきれた。さらに、番組が終わったあと、ネット記事を読んで、追加の「あきれ」。いらないって。

ネットで見た、ほかの人の感想は、好意的、肯定するものもありました。ああいう人がいる、とテレビによって知った人に「救いがある」とか、ダメな人だけど、こんな風に生きられるんだとわかって「希望があると感じた」とか。そういう見方は、私はしてなかったな。いや、あきれた気持ちが圧倒的に強すぎて、そんな風に感じることができなかったのかもしれない。

そして、忘れてはいけない、結婚相談所の女性が小堀さんに言った

「自分をごまかしてごまかして生きてる人は、人と深くなれないんですよ」

は、名言です。この言葉、ノートに書いて記録して、心にも残しておきたいと思った。
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