テレビの感想文
男女のことは、理屈ではない。『水曜日のダウンタウン』は、ドキュメンタリー番組のように、視聴者に2人の別れを見せた。これで視聴率が高く、TVerの再生回数が多ければ、番組的には万々歳(ばんばんざい)だ。

でも、これは1組のカップルの破局が、テレビでオンエアされたから。人目にさらされる、2人の個人的な部分でもある。それを「テレビ」として楽しみ、消費している。私の胸が痛くなったのは、自分も「消費している」側の1人だと思ったから、というのもある。

リチさんが言っていたように、次は、自分を対等に思ってくれる人と出会えるといいですね。でも、こうしてテレビに何度も出たことで、リチさんに変なレッテルが貼られて、リチさんの今後の人生や恋愛に支障が出ないといいのですが。

テレビって、芸能人じゃなくなった人のその後も、ケアをしてくれるのか。どうなんだろう。

この企画、出演した本人のメンタルをだいぶ削る企画でもありますね。そこを見てしまうと、かわいそうだな、と思ってしまう。
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