テレビの感想文
あるときは、電動車いすに乗った体つきの大きい男性が、アイドルを応援していて、部屋中の壁にところせましと推しの女性のポスターがいっぱい。

またあるときは、盲目の男性が、官能小説を電車の中で聞いて読める、と笑い話として話す。

またまたあるときは、自分の体が思うように動かないことを笑いのネタに昇華して、お客さんを笑わせる人。

ほかには、昼間は男性としてスーツを着て働き、夜はドラァグクイーンとして別人のように派手な服装でステージに立つ、性別の枠を気にしない人。

自力で動くことはできないけど、私より圧倒的に頭が良く、哲学的な言葉を使って持論を展開する、そんじょそこらのコメンテーターより話がおもしろい人もいた。

この番組を見るまで、知らなかった、たくさんのこと。
そのうちのひとつが、自分の中にあった、偏ったイメージ。
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