テレビの感想文
例えば、障害のある人は、自分一人で動けなかったり、誰かの介助が必要だったりする。自分にはできて、その人にはできない。だから、かわいそう。

でも、その人にとっては、「できない」のが普通だ。段差がある道路で、車いすの車輪を必死に押して段差を乗り越え前に進むのも、朝起きてベッドから車いすに乗るときに介助者に体を起こしてもらうことも、たんがつまるからナースに吸引してもらうのも、歩いて移動ができないのでタクシーを利用することも。

私の周囲には、障害のある人はいない。だから、知る機会がなかった。

日常で、何を感じ、何に不満や愚痴があるか。恋だってしたいし、きれいな女性がいたらナンパしたい。障害のある人と自分には、共通減がある。

それに、何かが「できる」「できない」ことと、その人が幸せかどうかは、まったく別の話だ。幸せかどうかは、他人が決めることではない。自分が感じることであり、自分で決められるものでもある。

「かわいそう」なんて、他人が思うこと。その人がなんとも思ってなくて幸せだったらそれでいいじゃん。



この『バリバラ』で、「B面談義」という、MCが千原ジュニアさんの回が好きで、よく見ていた。
ジュニアさんを中心に、スタジオには目の見えない人、車いすユーザーの人、セクシャルマイノリティの人など、多種多様な人が出演していた。

その中に、車いすの女性がいた。
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