テレビの感想文
『新宿野戦病院』にドハマりする


ドラマは、毎週、もしくはまとめて見続ける必要がある。

それでも、週1ペースで録画して視聴。見終わったあとに「何か」が必ずと言っていいほど残っていた。

脚本家の宮藤官九郎さんが、初めて挑戦した医療ドラマ。
治安の悪い街で懸命に前を向き、生きようとする人々。

これは現実にあると思わせる、強い説得力と、容赦ないシーンの数々。

初回から前半は、マユという未成年の女子高校生を通して、家庭内の性的虐待、パパ活や案件と名前を変えた売春やOD(オーバードーズ)など、普通の環境で生きる人なら出会わない、目にしないことを見せる。

マユを「そういう子だから」と、表面だけを見て判断するのは早計であり、それは「レッテルを貼って」見ている。マユのような女の子は、ドラマの世界ではなく、現実にもいる。ただ、私は出会うことがない。
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