テレビの感想文
ファッションショーの日。
ランウェイを歩く生徒。その両サイドには観客として見ている生徒たちが座っている。と、急にBGMが消えた。

凛子が「次は、飯田望海さんです」と言うと、生徒たちがざわざわし始めた。ちょっと見下しているような顔の生徒も。

ランウェイを歩く望海。メガネをかけてる。薄い紫色のトップスに、白いスカートの望海。
生徒たちからの視線を浴び、つらくなったのか、急にUターンして戻ってしまった。

すると、凛子が「まわりの目なんて、あとからいくらでも変わります」
声をかけられ、立ち止まる望海。

「人は残酷です。最初はあなたの勇気をあざ笑う人もいるでしょう」
静かになった生徒たち。

「でも、そんな人たちからの評価に振り回される必要はありません。大事なのは、今あなたが、前よりも自分をどれだけ好きになれているかどうかです」

「なれないですよ。何着たってブスはかわいくならないし、自分のこと好きになんか…」

「10秒」

「えっ」

「初めて、こんなに目が合いました。今までよりも、人の目を見て話せています」
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