一途な御曹司と極あま初夜事情~クールな彼は独占欲の塊でした~
ガチャ…。
おずおずと部屋へ戻ると、ミネラルウォーターを飲んでいた彼が、ちらり、と私を見る。
バスローブ姿を見られるなんて、恥ずか死ぬ。
思わず扉に隠れると、くすくす笑った彼は静かに私に歩み寄った。
「観念しな。」
「っ!」
腕を取られて彼の胸へ倒れ込む。かぁぁっ!と、体が熱くなった。
もう、逃げ場はない。
「っ、ま、待って…!」
「待たない。もう一年待った。」
…ちゅ、ちゅ。
攻め立てるように首筋に口付けられ、がくん!と足の力が抜ける。
ふわっ…!
軽々と私の体を抱き上げた彼は、ドサ、とベッドの上に私を降ろすと、流れるように組み敷いた。
熱のこもった瞳が、まっすぐ私を映す。
「んっ…!」
やや性急に唇を奪われた。重なった唇の合間から、聞いたこともない吐息が漏れる。
“恥ずかしい”
その感情が、真っ先に頭を駆け巡った。だが、彼はキスを止めようとしない。
私の呼吸に合わせてくれている。それはよくわかった。緊張でガチガチになっている私を気遣う素振りも見えた。
しかし、ぎこちなく私が応え始めたのを察した彼は、さらに口付けを深めていったのだ。