ワケあり同士による華麗なる政略結婚

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「では本日の会議はここまでとします。」



秘書課の室長である男が会議の終了の呼びかけると、役員達は各々に立ち上がり会議室を出て行く。

眉間にシワを寄せながら暫く資料を眺めてからため息をつき、それらを纏めて椅子から立ち上がり副社長室に戻る。

直ぐに机に置いておいた保冷バックから弁当の包みを取り出す。







予想通り、中身は全て手作り。

彩りも鮮やかでどのおかずも食欲をそそる。








先程まで寄っていた眉間のシワがすっとなくなるのが自分でも分かった。


初めての手作り弁当に、一口、また一口と口に運ぶ手が止まらない。











あいつの作る料理は何でも旨い。


店を開けるレベルだ。






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