ワケあり同士による華麗なる政略結婚
黙々と食べているとノックがなり、秘書の澤村がコンビニの袋を手に入ってきた。
「失礼しまっ、、あ、、申し訳ありません。お食事中でしたか。お昼はまだかと思いまして昼食をお持ちしましたが、、。」
『いや、それは必要ない。忘れた資料と一緒に弁当も届いた。』
澤村の方をみらずにそう声を掛けると、今度はノックも無しにドアが開いた。
「誠也っ!今日美麗ちゃんがうちに来たそうじゃないか!!社内で噂になっているぞ?お前の美人妻がロビーに来ていたと。体調不良の彼女をお前が颯爽と抱きかかえてエレベーターに乗っていなくなったとな。」
社長である父親が少し興奮気味で嬉しそうな表情浮かべ部屋に入るなり、声を上げた。
『あぁ、、忘れた資料を届けてもらった。』
「会社に来れたという事は、もしかして治ったのか?彼女の男性恐怖症は。」
『前と比べると格段にマシになってきたが、完全に治ったわけじゃないみたいだな。現に今日も男性社員に肩を抱かれたのが原因で発作が起きていた。』