ワケあり同士による華麗なる政略結婚


「自分でも気づいていない、、か。誠也、ロクな恋愛をしてこなかったツケが回ったな?まぁいい。ここに来た用事は、二ヶ月後にある毎年恒例の親睦パーティーの事だ。」

『あぁ、それが?』

「美麗ちゃんを同伴させたらどうだ?今日の様子だと大丈夫だと思うが。それにあのパーティーには重役や取引相手も随分と集まる。丁度いい機会じゃないか。両家の為にもなるし、お前の世間体も守れる。」









確かにそんなパーティーがあった事を思い出したが、連れて行くつもりはなかった。

連れてあるのが恥だとそんな理由ではなくて、まだ男性恐怖症が治りきっていないと思っていたからだ。






実際、今日のでそれも更に痛感した。


あいつには公の場はまだ無理だ。







あんな公の場で倒れれば、責任を感じてまた引きこもる可能性が高い。


折角、最近は楽しそうに外で買い物まで出来るようになった所だ。


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