ワケあり同士による華麗なる政略結婚
『用がないなら出て行ってくれ。、、飯の最中だ。』
これ以上詮索されるのが面倒くさくなり追い返そうと声を掛ければ、逆に目を輝かせて近づいてきた。
「もしてかして、、それ美麗ちゃん特製の愛妻弁当か?!かなり美味そうだな!!!」
父親はそう言って、あろう事に手掴みでオカズを摘んできた。
『っおいっ、、!!』
「これは美味いなっ、、!料理上手とは聞いていたがここまでとは。」
『、、料理だけじゃない。あいつは家事もプロ並みだ。』
「美人な上に家事も料理もできるなんて。しかもあの奥ゆかしさ、、まさに男の理想だな。お前が真っ直ぐ帰る気持ちも分かるな。だが、、男性恐怖症が治れば、それはそれで厄介かもしれんぞ?」
『は?厄介、、?それを克服する為の同居だろ?完成に克服できれば本人も両家にとってもいい事だろ。』
怪訝な顔でそう尋ねれば、やれやれと言った表情で溜息をつかれた。