ワケあり同士による華麗なる政略結婚
「好きだって感情も正直まだよく分かってないの。でも、、、笑ってくれたら自分も嬉しくて、会えない日は凄く寂しい。触れられたらドキドキして誠也さんと過ごす日々は、胸が痛かったり、苦しかったり、くすぐったかったりするの。」
「馬鹿ね。そういうのを好きっていうのよ。何よりもあんなに努力して男性恐怖症治そうって頑張れたのだって彼の為でしょ?人ってね、好きな人の為だったら頑張れる生き物なの。それが何よりの証拠でしょ?」
「これが、、、好きって感情?」
「そうよ。好きになったら止められないの。想いは膨らむ一方だしね。美麗の旦那様はどうかしらね。人と暮らせない人間が、美麗は側に置いてるって事は少なくともそこら辺の女よりも特別だろうけど。実際、会って見ないと相手の感情は読めないわ。」
彼は優しい。
だから夫婦としての義務感があると思う。
キスだってその延長だと思う。
会社にいって分かったことがある。
彼の周りには素敵な女性が沢山いるという事だ。
そして女性陣はうっとりとした熱っぽい表情で彼を見ていた。