一姫ニブス。~世界で一番大嫌いな姉~
「おじいちゃん」




歯を磨いて顔を洗ってあと
小さなテーブルのまえにちょこんと座る。


「また愛実とケンカしちゃった…」



愛実とは保育所の頃から知っていて
家から徒歩5分くらいしか離れてない家にある。

それにおじいちゃんと愛実のおばあちゃんは顔見知り。

そのこともあって
おじいちゃんは愛実のことを知っている。



「そうかい…
またすぐに仲良くなるよ」

おじいちゃんはそう言って私のことを励ます。

毎回ケンカする度、
いつもそばにいるおじいちゃんに話して、
仲直りしたときも
おじいちゃんに話していた。

愛実と仲直りしたときは
喜んでくれて

愛実と喧嘩したときは
おじいちゃんを悲しませてしまう。



でもいつも自分のことで精一杯で、
おじいちゃんの気持ちなんて全然考えられなかった。

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