焦れ恋ロマンス~エリートな彼の一途な独占欲
えっと……これはつまり、みどりは気を利かせてくれたってことだよね?

「もし、一緒に花火を見られたらって思って探していたんだ。……だけどよく考えたら友達と来ていたんだもんな。悪かった」

「あ、ううん」

両手を手に振るものの、戸惑いを隠せない。

まさかこうして一緒に花火を見ることができるとは、思わなかったから。

「一緒に見てもいいか?」

「……うん」

返事をすると、目立つからだろうか? 私服に着替えた彼が隣に立った。肩と肩が触れそうな距離にドキドキする。

再会してから会うのは今日で二回目。だからかな? こんなにドキドキしちゃうのは。

周囲はたくさんの人で騒がしいけれど、心臓の音が聞こえてしまいそうで怖くて、慌てて口を開いた。

「お仕事お疲れ様。大変だったよね? 今日はずっとあのコーナーにいたの?」

いつもより早口になってしまう。これでは緊張しているのが、バレバレかもしれない。

すると織田くんはクスリと笑い質問に答えてくれた。
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