エレディンの乙女と青龍の守護者
カティナの顔がぱっと明るくなった。
「そとにでても、、いいの?!」
「騎士団長の護衛つき、だからな。」
『騎士団長!名ばかりではないか!』
こくこくとうなずくカティナを脇に抱え、
独断で外へ飛び出したー、、
『まさかあの時、あの子を見失うなんて。』
気落ちしていた子が、満面の笑みになった。
それだけでカミユは誇らしいような気持ちになっていた。
『笑顔にしてやりたかった、ただそれだけ。
それだけの気持ちだった。
ほんの一瞬、他に視線が移った隙に
姿が見えなくなってしまうなんてー、、』
カミユは今、形相が変わるほどに
小さな子供の姿を探している。
騎士たちを集め指示を出す。皇子に急使を送る。
『幼な子、不明。』
「そとにでても、、いいの?!」
「騎士団長の護衛つき、だからな。」
『騎士団長!名ばかりではないか!』
こくこくとうなずくカティナを脇に抱え、
独断で外へ飛び出したー、、
『まさかあの時、あの子を見失うなんて。』
気落ちしていた子が、満面の笑みになった。
それだけでカミユは誇らしいような気持ちになっていた。
『笑顔にしてやりたかった、ただそれだけ。
それだけの気持ちだった。
ほんの一瞬、他に視線が移った隙に
姿が見えなくなってしまうなんてー、、』
カミユは今、形相が変わるほどに
小さな子供の姿を探している。
騎士たちを集め指示を出す。皇子に急使を送る。
『幼な子、不明。』