エレディンの乙女と青龍の守護者
「どうして笑うんですか?!」

「私が、、笑う?」

栗色の瞳は丸くなる。
「、、だって、今、笑ったじゃないですか!」

「そうか、、私が、、」






『、、やはり、

私の待っていたのはきみだ。』

「!また!あなたの声が私の頭の中に?!」
声は頭に直接届くようだ。

「やめてください!目の前にいるのだから
直接話せばいー、、」

『気に入った。』

「ぇ?」
ふわっと空気が揺れた。
首の下の何も無い空間から、すぅっと
手が出てきた。
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