エレディンの乙女と青龍の守護者
「アデル!その手を離せ。」
空間から突如突き出た手がカティナの肩をがっしりと掴んでいる。
「痛っ、、!」
肩がジンジンと痛み、そこから先の感覚が鈍い。
「乙女と言えど、我が皇子に無礼な!
シュナイン皇子はハイメル王国
王位継承第1位の皇子!
無礼な口利きはそこまでにしていただきたい!」
その腕が今度はカティナの腕を捻りあげる。
「アデ、、!」
シュナインがもう一人の手からカティナをもぎ取ろうとしたのと、カティナがあまりの痛みに悲鳴をあげたのとは同じだった。
青い光がカティナを包み込み、カッと閃光を発した。
「皇子!」
もうひとつの腕は瞬時に空中に印を描くと、シュナインを覆うようにして姿を消した。
消える間際、シュナインの声が
ぐわんとカティナの頭に響いた。
『必ず迎えにくる!待たせはしないー、、』
空間から突如突き出た手がカティナの肩をがっしりと掴んでいる。
「痛っ、、!」
肩がジンジンと痛み、そこから先の感覚が鈍い。
「乙女と言えど、我が皇子に無礼な!
シュナイン皇子はハイメル王国
王位継承第1位の皇子!
無礼な口利きはそこまでにしていただきたい!」
その腕が今度はカティナの腕を捻りあげる。
「アデ、、!」
シュナインがもう一人の手からカティナをもぎ取ろうとしたのと、カティナがあまりの痛みに悲鳴をあげたのとは同じだった。
青い光がカティナを包み込み、カッと閃光を発した。
「皇子!」
もうひとつの腕は瞬時に空中に印を描くと、シュナインを覆うようにして姿を消した。
消える間際、シュナインの声が
ぐわんとカティナの頭に響いた。
『必ず迎えにくる!待たせはしないー、、』