エレディンの乙女と青龍の守護者
「だ、だ、だだ、だっ、、っ?!?!」
真っ赤になって反応を示すのはカティナだ。

「カミユ、言葉を選べ。

カティナ、」
背中に大きな手が触れる。
「ひゃっ、」
「考えすぎだ。安心しろ。」
「でも、、っ!」

赤茶の短髪に逞しいカミユが
カティナの前にかがみ込む。

そのカミユとウェルロイドを、焦りを映した
栗色の瞳が交互に見つめる。

「私がおまえを抱いたかと思っているのか?」
深い緑の瞳が少し大きくなる。
「だって、、っ!!」
小さな唇を再びぎゅぅっと寄せる。
顔は真っ赤だ。
ウェルロイドは苦笑を押し殺す。

『やはり先程の柔らかな感触はー、、』



「カミユ、言動を慎め。」


「申し訳ありません!つい、、お可愛らしくて。」
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