エレディンの乙女と青龍の守護者

もうずっと以前から
表情の無い顔しか見せなくなった兄が、
突然見せた表情。
それからー、、

『アデル!その手を離せ!』

久しぶりに聞く、兄の感情のある声だった。


驚きでしかなかった。


『兄は心から乙女を待っていたのだ。』
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